車いすのブレーキが効かない・甘いとき
最終更新:2026年11月3日
車いす(車椅子)のブレーキが甘いときは、まずタイヤの空気を確かめてください。
多くの車いすの駐車ブレーキは、タイヤを押さえつけて止める仕組みです。空気が減ってタイヤがへこむと、押さえる力が届かず効きが弱くなります。空気を入れても効かなければ、調整か部品交換が必要です。
車いすのブレーキは2種類
| 種類 | どこにある | しくみ |
|---|---|---|
| 駐車ブレーキ | 座っている人の手が届く、後輪の前あたりのレバー | レバーを倒すと金具がタイヤを押さえて、止まった状態を保つ |
| 介助ブレーキ | 押す人が握るハンドルのレバー(付いていない車いすもある) | 自転車のブレーキのようにワイヤーで車輪を止め、坂道などで速さを調整する |
効かないときに自分で確かめること
- タイヤの空気。指で押してへこむなら空気を入れます。いちばん多い原因です。
- タイヤのすり減り。タイヤがすり減って細くなっても、押さえる力が届きにくくなります。
- レバーや金具のガタつき。止めているネジがゆるんでいないか、金具が曲がっていないかを見ます。
- 介助ブレーキのワイヤー。握ったときにスカスカする、戻りが悪いときはワイヤーの伸びや切れかけが考えられます。
金具の位置はネジで調整できる機種が多く、メーカーが手順を公開していることもあります(例:ケアテックジャパン 駐車ブレーキの調整方法)。ただ、ブレーキは命に関わる部品です。自信がなければ自分で触らず、業者に頼んでください。調整したあとは、坂道で使う前に平らな場所で必ず効きを確かめましょう。
修理を頼むときの料金の目安
料金を公開している出張修理業者の例です(2026年11月2日確認)。出張費は地域によって別にかかることがあります。
| 作業 | 料金の例 |
|---|---|
| 駐車ブレーキ交換(片側) | 6,600円(オーデン、非課税、出張費は地域別) |
| ブレーキワイヤ交換(1本) | 4,400円(同上) |
| 調整 | 多くの業者が点検・見積もりのうえで金額を決める |
自宅まで来てくれる業者は地域から探すで比べられます。
こんなときは、すぐ使うのをやめる
- ブレーキをかけても、軽く押しただけで車いすが動く
- レバーや金具が割れている、曲がっている
- 介助ブレーキのワイヤーがほつれている
介護保険でレンタルしている車いすなら、自分で直さずレンタル事業者に連絡してください。→ 車いすが壊れたときの依頼先
よくある質問
ブレーキが効きすぎて、レバーが固いです。
空気を入れすぎた、または金具の位置が近すぎると固くなります。無理に力をかけるとレバーが壊れることがあるので、調整を頼んでください。
パンクとブレーキを一緒に直してもらえますか?
多くの出張修理業者は一度の訪問で両方見てくれます。電話のときに症状をまとめて伝えると、部品を持ってきてもらえます。→ パンク修理・タイヤ交換